夕張市では、これまで戸籍を紙の状態で保管し、届出や証明書の請求があった場合は手作業で対応していましたが、令和元年7月29日から戸籍事務を電算化し、戸籍関係のサービスを大幅に改善します。

出生や死亡などの届出があった場合、証明書を発行できるまで2週間程度かかっていましたが、電算化後は2から3日に短縮することが出来ます。また、何通も関連する戸籍を請求いただいた場合も、これまでは時間を要することもありましたが、これからは住民票と同程度に短縮される予定です。

これまでの戸籍はタイプライターや手書きで記載されていましたが、これからすべて電算化による文字を使用することで分かりやすくなります。また、文章で作成された内容を項目化し箇条書きにするため、より分かりやすくなります。

夕張市内にお住まいでも、本籍が市外にある方は対象になりません。

現在の地番の表記方法では「の」の文字は付されていないため除きます。
例）夕張市本町4丁目2番地の1　⇒　夕張市本町4丁目2番地1

戸籍の附票とは、戸籍に記載されている方の住所異動を記録するものです。戸籍の電算化にともない、附票も電算化します。電算化時点での最新の住所のみが記載になりますので、電算化前の住所の異動の記録が必要な場合は、「改正原附票」をご請求ください。

戸籍の電算化後に使用できる文字は、「常用漢字」「人名様漢字」その他国民一般に通用している正字になります。これまでの戸籍には正字とは異なる字体で記録されている文字がありますが、これらの文字は戸籍法上は使用できない文字として、その文字に対応する正字で記載することになります。
該当する方には6月中旬に通知しますのでご確認ください。

これまでの戸籍は「平成改製原戸籍」として保管します。令和元年7月26日以前に婚姻や死亡により戸籍から除かれている方は電算化後の戸籍には記載されません。そのため、それらの記載のある戸籍が必要な方は「平成改製原戸籍」をご請求ください。

氏名の文字や本籍が修正された場合は、これにともない自動的に住民票や印鑑登録証明の記載も修正されます。（手続きは必要ありません。）また、印鑑登録の印鑑変更、運転免許証、パスポートの修正も必要ありません。

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